遙かなる路
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 今回のコラム寄稿者は TNKHRS さんです。
 日本に初めて高速道路が出来たのは約50年前、名神高速が最初である。 それから半世紀が経ち日本全土に高速道路網が張り巡らされ、この南北に長い県内を車で移動するにも高速道路を走るのが当たり前の時代になった。しかし、時間に余裕があれば一般道を通るのも悪くない。高速道はたしかに快適で、渋滞がなければ時間も正確、サービスエリアの充実もあって便利な反面いつも同じ径路同じ景色で少々飽きてくる。時間の余裕があるときは国道でいつもと違う景観に出会う瞬間は楽しいものだ。

 さて、日本で最長の国道は東京〜青森を結ぶ国道4号線、総延長742Kmにおよぶ。北海道稚内〜九州鹿児島までが直線距離でおよそ2000Kmなので、国道4号線がかなりの距離だと実感する。この国道4号線、3分の2くらいは走破したが残りの3分の1は未達成、いつか走破したいと思っている。実はさらに欲を出して日本国内にはないスケールの路を走破したいと思う夢がある。
 ルート66。ご存知の方もあるかと思うが、あの広大なアメリカ合衆国を代表する国道。現在ではインターステートと呼ばれる高速道に台頭されて、その殆どが役目を果たし廃路となった今でも根強い人気があり、古き良き時代のアメリカの景色が残っているといわれている。五大湖で有名なアメリカ北東部ミシガン湖畔のシカゴを起点とし、セントルイス・オクラホマシティ・サンタフェ・ロサンゼルスを経て西海岸サンタモニカまでの総延長3755kmにもなる路。日本列島のほぼ倍近い距離の国道を、時間や予定に縛られず自由気ままに走れたらと思うと、年甲斐もなくドキドキしてしまう。
 小さい頃から地図を広げては、世界中のいろんな路を通る妄想が大好きで、シルクロードやヨーロッパのロマンチック街道、王家の道・シベリア街道・・・
 それこそ、世界中の路は挙げればキリがなく、遥か無限大。飛行機ではなく、あえて足を使って通る魅力は尽きない。そこにある人の暮らしや街並みに触れ、その土地の美味しいものを食べ歩きし、風景を目に焼き付ける。そんないつかは叶えたい夢があることで日々の活力・支えになる。

 そんな夢を抱きながら人生を楽みたい・・・
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