ドラマ『カルテット』に夢中!
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 今回のコラム寄稿者は、YZTNRさんです。
 ジャフィーメンバーが、なかなか良いコラムを書いてるので、僕も口を挟みたくなりました。  いわゆる横入りです!

 ドラマ『カルテット』に夢中である。 TBS 火曜 PM9:00~

 まずこの人の脚本ドラマの特徴として「ながら見できない」というのがあって、登場人物たちのちょっとした仕草とか目線の動き、会話のタメ、みたいなとこが後々毎回必ず挟んでくるであろう長回しシーンの伏線になってたりして、今時の「ドラマの内容とか感想をTwitterでグダグダ呟きながら観る」みたいなのとはすげー相性悪い。1話でも唐揚げレモンだとか画鋲を壁に刺す刺さないとか一見どうでもいいシーンがどこでどう後々のセリフに繋がってくるかわからなくなるから9面パズルみたいなストーリー展開に頭がクラクラしてくる。
 あと、基本この人のドラマに登場する奴らは会話が下手というか、ちょっと目を離すと「いや、なんの話してんだよこいつら」ってなることがほとんどで、それは俺達が暮らす日常にかなり近い。普通生活してるなかで理路整然と自分の気持ちを順序組み立てて話せる人なんかほとんどいない。だいたいの会話はオチもまとまりもないし、他人の話も聴いてんだか聴いてないんだかわからない。自分の想いを伝えたいがあまり思わず全然関係ない話もする。だからこそ、坂元裕二作品に登場する奴らの良い意味でドラマらしくないぎこちないやりとりはまるで自分たちを見ているようで苦しいし、いたたまれなくなる、だけどそれがたまらなく愛くるしい。

 すずめ(満島ひかり)が飲んでいる三角パックのコーヒー牛乳やベンジャミン(イッセー尾形)が被ってた「あしたのジョーの帽子」など明らかになんらかのメタファーを表してるであろう小道具の数々、どこまで小賢しい。逆にどこまでもライトでポップだった前クールのドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』からの『カルテット』は逃げ恥キッカケで普段あんまりドラマ観る習慣なかった人には流動食しか口にしてなかった病人を退院初日に「いきなり!ステーキ」につれていくくらい順序踏めてない逃げ恥人間たちを殺しにかかってくるドラマです。必見!
 これからも良質な作品に触れ、「真田丸ロス」を払拭したいですね。
 以上、横入りでした。
 さぁ、皆ドンドン行こう!(≧▽≦)
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