「～今、できること～」
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今回のコラム寄稿者は、KTGRTKSさんです。
あの日、テレビで目にした光景・・・ 　千曲川の決壊・・・ 　幾度となく見ていた地域に津波のように濁流が流れ、すべての物をのみこんでいく・・・ 　たった数キロ先で起きている災害。現実なのか？？言葉にならなかった。 　その直後、被害は各地域にあることを知り、親戚も被害にあいまずは親戚のお宅へ。 　そんな中、美容組合の動きは早かった。 　いち早く必要な物資ということでタオルを集め始め、日々集まるタオル。 　組合員さんの被害情報も、各支部長の皆さんがいち早く集め、組合員の方の被害状況がまとまっていき、理事長・副理事長・事務局から各種対応策が伝達されていく。理事会の時には、２万枚近いタオルが被災した組合員の方々や福祉団体に寄付され、各種保険等の手続き方法やお見舞金も用意されるという迅速な努力がありました。 　その動きを、ＳＮＳで見ながら、ずっと考えていた『今、自分にできること』・・・考えていても仕方がない。ボランティアに行こう。知り合いのラーメン屋も被災してがんばっている（テレビで多々取材があったので知っていう方はいると思います）ボランティアのためのボランティアということでお米を集め、おにぎりの無料提供もしていたので、私の声をかけられる方々にお米とボランティアの協力をお願いし、多くの方からお預かりした２００キロ近いお米を届けながら７人の方々にボランティアにも同行していただき、そこでおにぎりづくり・農家の片づけ・店舗の泥かき・廃棄物の運搬等、皆さんのお力を借りて被災地のお手伝いをすることができました。 『今、できること』～組織だからこそ出来ること・仲間がいるからできること。 　一人でもできることはたくさんあるけれど、今回、人との繋がりがあってできることの大きさを本当にありがたく、すごいことだと感じることができました。 　何をしたらいい？・・・考えて時間が過ぎていたけれど、お米やボランティアのお願いという一つの石を思い切って投げたら、水面に広がった輪が広がるように皆さんからの気持ちを多く広げていただき、今回の一つの結果に繋がったこと、考えているのではなく行動すれば結果はついてくるということ。この場をお借りして皆様にご報告と感謝申し上げます。 　組合に加入していたからこそ、組合のみなさんの力をお借りすることができ、こんなことも出来るのだと。 　組合の監事として組合の存続・発展に少しでもご協力できればと思います。未熟者のわたしですが、これからもよろしくお願い致します。
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