美容所責任賠償保険制度

 この補償制度は、美容所の不注意による事故が原因で顧客などにけがをさせたり、持ち物をこわしたりすることによって美容所が法律上の賠償責任を負う場合の経済的な損害を肩代わりすることにより、美容所が安心して業務を行うことができるよう昭和49年9月1日からスタートしたものです。

事 例 紹 介
事故発生日 平成13年3月2日
店名 美容室BG (松本市)
被害者 看護婦28歳
事故の原因 施術前当方の毛髪診断不足による薬液選定ミスのため、ストレートパーマの際に毛髪の一部を断毛してしまった。
損害の状況 一部分ではあるが、まとまって断毛したため外見からもはっきりと判り、当方としてミスを認め慰謝料の請求に対し賠償に応じました。
示談額 慰謝料 100,000円
保険金 100,000円




事故発生日 平成13年3月22日
店名 美容室AP (佐久市)
被害者 職員53歳
事故の原因 ヘアダイを使って塗布しおわった後、トイレに行くためにクロスをはずしが、お髪へのピン留めが甘かったせいか、ロングヘアーが落ち衣服が汚損してしまった。
損害の状況 すぐに衣服を脱いてもらい、洗ってみたがシミが残ってしまった。送別会とのことでオーダーメイドのスーツのため相当金額を支払うということで了解をいただいた。
示談額 購入価格 148,000円
保険金 133,200円




事故発生日 平成13年3月27日
店名 美容室TM (飯田市)
被害者 主婦
事故の原因 花嫁に日本髪かつら合わせで、取り外しの際に誤って床に落下。そのために額前部のはえぎわのスキンネットが破れてしまった。
損害の状況 額前部のネットを張り替えることになり、そのために全部バラして結い直すため、高額な修理費用がかかることになった。
示談額 修理費 50,000円
保険金 50,000円




事故発生日 平成13年5月4日
店名 B美容室 (長野市)
被害者 看護婦23歳
事故の原因 鏡面のテーブルに置いたピアスをスタッフが落として、バックピンを踏んで破損してしまった。
損害の状況 使用不能のため、弁償する。
示談額 購入価格 18,000円
保険金 18,000円




事故発生日 平成13年8月23日
店名 美容室Y (中野市)
被害者 農業62歳
事故の原因 ヘアダイによる、かぶれで生え際から目元まではれてしまった。
損害の状況 通院加療してもらいました。
示談額 治療代 6,470円 文書代 2,000円 慰謝料 10,000円
保険金 18,470円




事故発生日 平成13年10月10日
店名 美容室H (塩尻市)
被害者 サービス業52歳
事故の原因 パーマ液がタオルの間より漏れてしまいこめかみより口にかけて幅2〜3cm、長さ7〜8cmの赤いはれができてしまいました。
損害の状況 申し出のあった日にすぐ一緒に病院へ同行し治療した。お見舞いに伺ったが休業損害を請求され支払いしました。
示談額 治療代 6,985円 見舞品 4,773円 休業損害 84,000円
保険金 93,985円
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